2つの飛行物体

ブログを書くのは中学2年生以来です。

以前はTwitterに思ったことなどを書いていたのですが、感情的になることが多かったり、しょうもないことばかり呟いたりして最近は他人のツイートを見るか、クラブ活動のアカウントから業務連絡をするばかりになってきていたのもあってブログを開設してみました。

 

昨日は部活帰りに車で恋人の家へ行きました。その道中、空に飛行機のようなものが飛んでいました。私も最初は飛行機かな?と思っていたのですが、すぐに少しおかしいことに気づきました。飛行機のようにピカピカと光っているライトのようなものはあったのですが、同じような飛行体が少し前をずっと同じ距離間で飛んでいるのです。1つの飛行体だとしたらでかすぎるし、間隔が短い一定の距離を並行して飛行機が飛ぶわけもないし、ヘリコプターだと音が多少なりともすると思うし…いったいなんだったのでしょうか?(笑)この時、私はなぜか千と千尋の神隠しの龍の姿になったハクを思い出しました。なんだかロマンチックな気分になった記憶があります。(私は寝ると、前日に起きた良かったことも悪かったこともほぼ忘れてしまいます(笑)でも、こうやって書くことで少しずつ色んなことを思い出してきています)

部活帰りに恋人の家へご飯を食べに行くという行動自体が初めてのことで、自分の家へ帰っているような、自分を待ってくれている人が居るような幸せな感情になっていたのだと思います。

恋人の家のドアを開けると、ちょうどご飯ができた頃でした。支度をして一緒に食べる。この行動はいつも幸せです。恋人も私が来るのを心待ちにしていたようです(笑)ルンルンな感じで可愛いなと思いました。

私は大学院を目指している大学生なのですが、学校の勉強だけは苦手(勉強の仕方がわかっていない)でやばいなと思いつつ勉強が得意な恋人に家庭教師もしてもらっています。良い緊張感があり、博士過程の恋人が研究などを頑張っている姿を見ると私も頑張ろうという気持ちになります。

昨日も恋人がすやすや寝ている傍で勉強を少ししていました。

 

そんな昨日の一連の流れを眠る前に思い出していて、私は家族以外の人間で初めて安心感と信頼感を得ているのだと気づきました。私が学校の勉強が苦手なのも、先生全員に対して不信感があったり、今までわからないところを先生に聞かずに自分の力だけで探していたり、人の勉強方法をあまり聞かなかったり、「わからない」ということに対して恥ずかしいという思いがあったりと、色々理由を付けていたからなのだと思いました。そもそも先生に対して不信感があった時点でなにも信じられないというのはしょうがなかったことだと私自身は思っています。一度、「ぼくたちのこと、そんなに信頼できないかな」と先生に言われたことがあり、「そんなだから信頼できないんだよ」と心の中で思ったことがありました。周囲の人が簡単に先生という存在を信頼できる姿が羨ましくもあり、妬ましくもありました。大学でも、高校生や浪人生だった時ほどではないにしろ、完全には信頼できていないです。

過去の話が長くなりましたが、私にとって家族以外の他人で信頼を置ける人がいるというのは奇跡のようなものなのです。

また、適度な距離があるからこそ「友達」と良い関係を築けるという話を最近友人としていました。簡潔に言うと、「親しき中にも礼儀あり」ということです。恋人とも、適度な距離間があるからこそ良い関係を築けているのだと私は思っています。友達や恋人に関わらず、他人と適度な距離を置くことは、自分にとっても相手にとっても距離がある分、考える時間があるので人任せにならず自分の行動に責任を持てるんじゃないのかなと私は考えています。それが私のモットーです。

つまり、私は2つの飛行物体が同じ距離間でずっと飛んでいるのを見て、だらだらと長く書いた上記のことを思い出しました。千と千尋の神隠しも、思春期である千尋アイデンティティを確立していく物語にもなっていますし、そんな千尋からハクは自分の名前を思い出して自分のこれからのことを自分で決めていますいし、2つの飛行物体とはそういう感じが重なったのかなと思いました。

 

このブログを読んでくださる方がいるのかはわかりませんが、おそらく私が思っているほど私の考えやイメージや記憶などは書けていないと思うので、よくわからないなと思った部分はあなたが物語を作って補正をしておいてください(笑)文章を書くことには慣れていないので、日本語がおかしな部分もあるとは思うのですが、目をつぶっておいてください(笑)

 

 

私の長い長い思春期も終わりに向かっているのかな。